1月2-3日、赤岳に登りました。東面の真教寺尾根〜ツエルト泊〜赤岳〜県界尾根。
雪は少なめで風も弱く、コンディションは最高で面白かったけど、全行程を冬山テン泊フル装備背負って登るのはなかなかきつかった。
冬山は装備デポしてピストンできるルートの方が楽だな。
スキー場Pに車を停めようとしたらパトロールの人にこっちの方が近いと聞いて、県界尾根登山口を左(写真)に入った奥のプレハブ横に駐車。登山口から登りスキー場を適当に突っ切って真教寺尾根へ乗る。
真教寺尾根は雪が少なく10cm程度。途中2人パーティとすれ違った。
扇山の先の2316m地点手前でツエルト泊。ここよりもっと先にもビバーク適地があった。ここまでコースタイムの1.5倍くらい。気温は-4℃くらいかな、暖かい。
雪から明日の水を作る作業は面倒だがここの雪は割と綺麗で枝葉は混じってるが砂は少ない。雪から作った水はそのまま飲むと土の味だが料理に使うには気にならない。
夕食は熊本もっこすラーメンに焼き豚と餅トッピング、美味い。夜は風の音が凄かったが樹林帯の中は風速数メートル程だった。
翌朝6時に出発。風はほとんど無し。南側に天狗尾根と大天狗(写真右上のピーク)が見えてきた。左奥に権現岳。
真教寺尾根の核心の岩場。岩も鎖も出てたのでロープは出さなかった。
赤岳山頂。西面からの登山者が数パーティすれ違った。奥は権現岳。
本当の尾根に乗るあたりのルートが雪で埋まってて分かりにくく、急だしせっかくロープ持ってきたので25m懸垂下降してトラバース。
県界尾根は雪が深く20-40cm、吹き溜まりは腰まで埋まった。ワカン持ってきたけど考えてみればサラサラの新雪だからワカン効かないし要らんかったな。他にパーティは無し。県界尾根を登るのは雪が深くてキツそう。
途中から雪が降ってきた。気温が高いのでレインウェアはビショビショ。下山後、車の雪を払い、車を走らせるが清里まで道路が凍結しててスタッドレスでも滑るのでゆっくりと。
2日目はコースタイムの2倍かかった。フル装備背負ってたとはいえ、体力足りないな。体重も減らさないと。
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