2025.4.19 残雪期の将棊頭山(しょうぎかしらやま)に登りました。将棊頭山は中央アルプスの木曽駒ヶ岳の北側にある標高2730mの山です。自分は残雪期の雪山登山はあまりしないので久しぶりの残雪期登山でした。

桂小場登山口へのアクセスはインターから近くて冬期ゲート閉鎖が解除される4月上旬以降ならいいですね。桂小場から将棊頭山までの往復ルートは登り5時間、下山4時間の合計9時間。危険箇所はなく登りやすいですが長丁場です。
この日はとても暑く、稜線の気温は10℃以上あったと思います。残雪期は暑いのか寒いのかどんな服装にしたらいいかよく分からず、雪や泥で濡れるのがいやで冬用のハードシェルパンツを履いてたのですが暑すぎるので脱ぎました。結局ミドルウェアのパンツとTシャツだけで丁度よく、休憩時に薄手のフリースを羽織るくらいでした。

胸突八丁辺りから雪が多く残ってました。雪ってこんなに暑くても溶けないもんですね。しかし残雪期の雪は歩きにくい。雪が硬くてトレースは凸凹していて、踏み抜いたり滑ったり。チェーンスパイクを着けてましたがアイゼンの方が歩きやすかったかも。

将棊頭山から望む木曽駒ヶ岳は美しかったです。木曽駒ヶ岳の左奥に宝剣岳も頭を覗かせてました。

稜線に雷鳥のつがいが居ました。白から黒になりかけのオスのようです。写真ではメスは隠れてます。

将棊頭山から同ルートを降ります。残雪は下りも歩きにくくてへとへとでした。
LA SPORTIVA

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