カムのスリングにつけてるカラビナが回って横向きになってしまうのを防ぎたい、でもヌンチャクのゴムはゴツいし締め付けすぎて延長のヌンチャクをかけにくい、そんな時に、格安でスマートにカムのカラビナを固定する方法です。
輪ゴムのようなものでカラビナを固定するのですが、これは輪ゴムじゃなく、自転車のチューブです。自転車のチューブを使う方法は昔 crackclimbing.net の iron さんに教えてもらったもので、止め方を自分なりに工夫しています。
自転車のチューブは頑丈でベタベタせず劣化しにくいです。格安で大量にゴムパーツを作れるので切れてもいくらでも交換できます。
自転車のチューブを用意します。ホームセンターの自転車コーナーなどに売ってます。そんなに高くありませんし、これ1本買えば一生かかっても使いきれないくらいゴムパーツが作れます。お友達とシェアしてもいいでしょう。
自転車のチューブをハサミで1.5mmくらいの幅に輪切りします。
輪切りにしたゴムを、写真のように8の字にカラビナに装着してカムのスリングを挟み込めばできあがり。写真はブラックダイヤモンド キャメロットC4に装着した例です。
スリングのカム側は開いた状態なので、延長のヌンチャクも掛けやすいです。
トーテムカムにゴムをつけてもこの方法ならスリングを締め付けません。片効きのときもスリングがある程度動いてくれます。
スリングが短いカムではあまり起こらないと思いますが、カラビナのゲートがカムのスリングをくぐってしまうと写真のようにカラビナがゴムにぶら下がった状態になって非常に危険です。荷重を掛けたら確実に切れて墜落します。この点には注意しましょう。
ポチップ
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