2025.3.1 八ヶ岳 河原木場沢 醤油樽の滝でアイスクライミングしてきました。数日前から暖かい日が続いてこの日も春の陽気でしたが、35mの高さのある醤油樽の滝は日陰で氷結は良く快適に登れました。

醤油樽の滝は八ヶ岳 夏沢鉱泉に向かう林道の途中にあります。この日は気温が高く朝は-2℃〜午後は7℃くらいまで上昇。アクセスの桜平駐車場(下)までの道路は一部凍結、そこから醤油樽登入口までの林道は、朝はアイスバーンと深い轍、帰りはグズグズの雪と泥という悪路でした。
醤油樽の滝入口まで車で入るには最低地上高の高い四駆、スタッドレスタイヤ+金属チェーンでないと厳しい 状態でしたが、僕のトヨタ ラッシュなら余裕です。橋を渡って少し登ると醤油樽の滝入り口前の駐車スペースに到着。4〜5台くらい停められそうでした。

装備を整えて、入口から河原木場沢沿いの登山道を醤油樽の滝に向かいます。入口には醤油樽の案内板があるので分かりやすい。ここから醤油樽の滝まで50分ほど歩きます。

アプローチは雪が締まっていてチェーンスパイクでもアイゼンでも歩きやすい。

1の滝の前のハシゴ。沢は2m程の小滝が凍って階段状になってたので小滝を歩いて登りました。

左岸に「1の滝」。5m程のバーチカルの練習ができそうです。

「1の滝」からすぐ、右岸に「2の滝」10m。帰りにここの右側でパートナーのリード練習をしました。左側は午後は日が当たりシャーベット状になっていてスクリューが効かなそうでした。

ゴルジュを右岸から巻きます。

アルミのハシゴを降りると醤油樽の滝に到着です。

醤油樽の滝。高さがありますね。この日は気温が高かったですが、岩に囲まれていて一日中日陰のためか氷の状態は良く、スクリューもしっかり効きました。他にパーティはなく1日貸し切り状態。

醤油樽の滝をリードで登ります。IV程で35mの高さがあり、スクリュー9本使用。


上から見下ろすと洞窟の様ですね。落ち口にはボルト4つと残置ロープ、カラビナがありました。高さが35mあるのでダブルロープを2本繋げてトップロープを張ります。ラインを変えて何度か登り、取り付き横の氷柱でバーチカルの練習、氷柱から氷柱に移って遊ぶなど。
醤油樽の滝は標高が低いので氷結が心配でしたが、日陰でよく凍ってて良かったです。狭いので人が多いと大変そうですが、アプローチも簡単で高さのある滝を手軽に楽しめますね。
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